階段落ちたら異世界に落ちてました!
お部屋に帰って、お風呂に入って上がるとしっかり髪を拭かれて更に椿油かな?塗ってしっかり梳られた髪はツヤッツヤとしてしっとりしている。


自分ではなかなか出来ない仕上がりです。

そんな髪に満足していたら寝室のよく分からなかったドアが開いてなんと!なんと!

エドが寝室に入ってくるではないですか?!


エドもお風呂上がりなのかプラチナブロンドの結ばれていた髪は今は下ろされていてとても長く綺麗。
そして簡素な長めの丈の長袖とズボンを履いている。
パジャマみたいな感じだろうか。

そういう私もシンプルなワンピースだ。
ネグリジェって言うのかな?

綿で肌触りが良いです。


「まどかも風呂上がりだな。いい香りがするな。」

もはや私はそこが定位置なんだろうか?
またもやエドに抱っこされてます。


「アンジェリーナ、ご苦労だった。下がれ。」


「はい。陛下、まどか様にはくれぐれもご無体な事はなさいません様。まどか様のお気持ちが定まるまでは。」


「分かっている。私としてもお互いの気持ちあってと思っている。」


「出過ぎて申し訳ございません。」


「いや、まどかのためにも釘を指す者は必要だ。何かあればしっかりと申せ。」


「はい。かしこまりました。では本日はこれにて失礼致します。」
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