階段落ちたら異世界に落ちてました!
そうしてアンジェリーナさんも部屋を出て寝室にエドと2人きりになった。


「エド?さっきエドが入ってきたドアは何処と繋がってるんです?」

そう聞くと極々当たり前の様に答えが帰ってきた。


「私の私室に繋がっている。ここは国王と王妃の寝室だ。」

えーと、つまり私の寝室だと思っていたお部屋は実はエドの寝室でもあり・・・

つまりは・・・・・・


「もしかして一緒に寝るという事ですか???」

「そうだが?何か問題あるか?」


ありまくりじゃないでしょうか!!!!



「あの、エド。私達まだ結婚式とかそういう事してませんよね?」


「そうだな。今日出会ったばかりゆえ。」


あーーー、ここ私世界の常識は通用しないですか?そういう事ですか?


「エド、ごめんなさい。わたしの世界では余程しっかりとお付き合いするか、結婚してからしか多分一緒に寝ません。お付き合いもそれなりに期間を経てからでないと一緒に寝ないです。」


困り顔で伝えました。


「私が寝室に来た時点でのまどかの驚き具合から何となく分かっていた。しかし私は今まどかと離れる事は先程も説明した通り身を切られるような苦痛になる。」


そうですよね・・・


ここも折れるしかないんですかね・・・

本日何度目になるかもはや忘れた遠い目再び・・・
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