階段落ちたら異世界に落ちてました!
「えっと、私はまどかです。17歳です。あなたのお名前は?」


ワクワクしつつ聞きました。
顔は自然と緩んでしまう。

「ちょっとあなた大丈夫??貶されたのにそれに反論しないの?」

そう呆気に取られて聞かれたので


「だってあなたは可愛いし!大人になったらきっと美人になるわ!私は私の容姿が至って普通と思ってるからあれくらい気にしないわね。」


うーん、美少女に可愛くないって言われちゃうとね、認めるし反論出来ないですよね。


「あなた変わってるわね。」
呆れてあんぐりとお口を開けつつ言う美少女ちゃんに

「いやいや、私は至って平凡な普通の女子高生よ?」


手を顔の前で横に振りつつそう返すと


「いじわる言ってごめんなさい。憧れの陛下に番が出来たと聞いて少し寂しくていじわるしちゃった。」


美少女がしょげてます。

なにしても可愛いとか萌える!禿げ萌える!


「いいえ、その美少女っぷりが眼福だから気にしないで!むしろ笑顔の方が可愛いから笑って!ね?」
そう微笑んで伝えたら

「やっぱりまどか様は変わってるわ!」

そうニッコリ笑ってくれました。

美少女の笑顔にキュン死しそうです。

あやしい?
いえ、美しさや可愛さは正義です!

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