階段落ちたら異世界に落ちてました!
そうして慌てて下げられお茶の香りだけになると私の顔色が落ち着いてきたのかリアナもアンジェリーナさんもホッとした表情をした。


「失礼ですがまどか様先月は月のものはありましたか?」


そういえば先月は会議もありバタバタしていて・・・


そういえば来ていない。


「!!!」

私の表情を見て2人は納得したらしい。



「ご懐妊の兆しですわね。医師を呼ぶより陛下を呼ぶ方が手っ取り早いですが、確認はお茶をゆっくり飲んでからに致しましょう。」

そうにっこりアンジェリーナさんに言われお茶を飲む。

「お茶は大丈夫そうで安心だわ。そういえばリアナもそろそろ成人ね!お祝いしなくては」


そう言うと


「私よりまどか様の懐妊祝いの方が先ですわね。喜ばしい事ですもの。」


そう言うリアナはすっかりモデル系美人になっている。
成人まで残り半年なのですっかり大人だ。

私はちなみにここに来てから変わっていない。
年をとってるはずなのだけれど。

ここでの成人は数年前に迎えた。
つまりは・・・
ここは言いたくないので避けておく。

女性の年齢はタブーってここの皆はほぼ歳上だけど。
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