1つの花に捧げたい





「ちょっと来てほしい所があるんだけど付き合ってもらっていい?」







藤波さんは顔を覗き込みながら誘い文句を言う。








誘えば誰でも行くと思われるのが
ムカついたから即答で断った。







「嫌です、私をどこに連れてこうって言うんですか?」





プッ






「……………………ぷはっ…俺の誘いを断る人君が初めてだよっ…あっははは…」






何が面白いの、ツボってるこの人。






誘いを断ったことによって周りの女子達の雰囲気が一層ギリギリし出した。






あぁ~っ今すぐこの場から消えたい!





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