1つの花に捧げたい



なんで!?
どうして!?



「か…奏夜さんは信用できるよ!ずっと思ってたけど、何で悪く言うの?」



「それは……美由は知らなくていいの!でもあの人は信用しちゃいけない!」





分からない……





分からないよ咲野…!
悲しくて涙が次から次へと溢れ出る。




「咲野のアホ!そんなこと言う咲野なんか嫌い!!」




「美由……っ!」




咲野から離れ、そのまま走り去った。




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