1つの花に捧げたい





藤波さんはハッと口を塞いだ。
明らかにおかしい…。






見つめていると余計に慌て出してるし。





「いや……その今朝っ…今朝ここで会ったでしょ!?美由ちゃんほうき落としてた時!」





「えっ今朝の男の人藤波さんだったんですか!?」





確かに背丈も声も一致してるような。





「そうだよ、まさか学校で君に会えると思わなかったけどね」





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