私と君
俺の友達たちはニヤニヤしながら電車を降りていった。
あとで話聞かせろよとでも言ってるような顔。
小春ちゃんに声をかけられた。
西暦を聞かれた。
そして、朝からおかしいと思ってた出来事にぴったり当てはまり、俺は納得した。
ファーストフード店でゆっくり話を聞くことにした。
わかったことは、
やっぱり同級生じゃなかったこと。
2年の時間差があること。
一目惚れした子
そして、手に時計が書かれていること。
これはつまり現代に戻るまでの時間をあらわしていると、俺たちは考えた。