私と君


私はそんな会話を耳にして、わからなかったので何でも知っている沙弥に聞いてみることにした。




「沙弥ー、祐翔先輩って誰?王様って何ー??」






「知らないの??ははっ。まぁ小春が知らないのもしょうがないか。この私にまかせてー!コホン。」




「祐翔先輩は3年生の王様で、この学校(南條高校)には、各学年男女ともに1人ずつ美男美女がいるの。男子は通称王様って言われてて、女子は姫って言われてるの。見るだけで心が癒されるのよ」







「へぇーー。」







「へぇー。ってちょっとー。高校受験の倍率すごかったでしょ?それは王様と姫がいるって有名だからよ!それに祐翔先輩は彼女いないらしいから、彼女にしてーって毎日大騒ぎ」




「あとは、私たちみたいに制服が可愛いから入ったってゆう人ね」



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