恋語~コイガタリ~
恋初~プロローグ~
今日も朝が始まる。
「はぁ~クラス、あんまり楽しくないんだよなぁー、、、」
クラスではあんまり馴染めないまま、今日で6月。
「あッ、、、席替えかぁー、、」
そう呟きながら、学校に着く。
運動場では、野球部と男子ソフトボール部が練習をしていた。
「あッ!!悠ッ!!おはよぉーー」
後ろから、馴染みのある声が聞こえてきた。
隣のクラスの友達の、綾歌だった。
「あぁーおっはよぉー!!」
靴箱に入り、教室に入る。
まだ誰もいない教室は静かで電気も消えていた。
これから始まる恋のストーリーが訪れることは、知らないまま。