鈍色、のちに天色
エピローグ
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夏が過ぎ、季節は秋。
陽希と出会って3年、再会して2度目のこの季節。
秋風が木の葉を落とす中、川の流れを眺めるあたしと、川原に寝転ぶ彼。
すっかりあたしたちのお気に入りの場所のこの川原。
受験勉強の合間を縫っては、よくここへ来ていた。
赤や黄色に染まっている楓の葉。
とても綺麗だった。
全国大会出場を決めた陽希たち。
大きな舞台だったにも関わらず自分たちの実力を発揮できた陽希たちは、全国ベスト8という結果になった。
みんなも、陽希も、もちろんあたしも泣いて喜んで、未練なく引退することができた。
素敵な、高校最後の夏の思い出。
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夏が過ぎ、季節は秋。
陽希と出会って3年、再会して2度目のこの季節。
秋風が木の葉を落とす中、川の流れを眺めるあたしと、川原に寝転ぶ彼。
すっかりあたしたちのお気に入りの場所のこの川原。
受験勉強の合間を縫っては、よくここへ来ていた。
赤や黄色に染まっている楓の葉。
とても綺麗だった。
全国大会出場を決めた陽希たち。
大きな舞台だったにも関わらず自分たちの実力を発揮できた陽希たちは、全国ベスト8という結果になった。
みんなも、陽希も、もちろんあたしも泣いて喜んで、未練なく引退することができた。
素敵な、高校最後の夏の思い出。