私はあなたの虜




「あ、ごめん。優の存在忘れてた。」



「うん。そんなことだろうとは思ってたから別にいいよ」



「さっすが幼なじみ君〜!」



理解がある幼なじみで助かりますなー本当にー



「蓮見先輩?」


「ん?あぁ、そうだよー。今中庭の窓から蓮見先輩と
高宮先輩見えてたのー」



「へぇー、てか桃、次の教室上だ。行くよ」

 

うわー、相変わらず蓮見先輩に
対しての興味の無さすご。



「へいへーい」





カサ




誰かの生徒手帳蹴っちゃった。



「あちゃ〜、誰かごめんなさい…って…え…。」



え、どうしようどうしようどうしよう



「誰の?……うわー、桃良かったじゃん」


「いいとこ1つもないよ優!!だってこれって…」





蓮見先輩のじゃん!!!!!




「優どうしよう!」 

「渡し行きゃいいじゃん」

「じゃあ着い…「無理忙しい。突っ立ってんなら俺、先行くよ。」

… … …


本当ふざけてるこいつ



「優のどけちいいー!!!」


本当に置いてったし!!くそ幼なじみ!!


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