アオイロノヒマワリ ―咲―



その直後。




「原田、藤堂、永倉!良い大人が潰れるまで飲むとは何を考えている!起きて、そこに直れ!」





斎藤さんの怒号と共に、平助君達の悲鳴が聞こえた。





「……御愁傷様」




私は三人に合掌すると、土方さんと沖田さんを探しに歩き出す。




んー、何処にいるんだろ?





薄暗い廊下を進んでいると、向かいから沖田さんが歩いてきた。




「何してるの、君?」




私の姿に、沖田さんはやっぱり嫌そうな顔をする。






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