アオイロノヒマワリ ―咲―
沖田side


「様子はどうだ?」




「何か怪しい奴等がなかには入って行ってる」





前の方で池田屋の様子を見ている平助と永倉さんはチラリと近藤さんを見る。




何か考えるように目を閉じる近藤さん。





「近藤さん」






俺が名前を呼ぶと、目を刮目する。





その目には激しい闘志が込められている。




……そうこないとね。





< 190 / 343 >

この作品をシェア

pagetop