アオイロノヒマワリ ―咲―


「!?」




一瞬、何が起きたのかわからなかった。





え?何?





私、今、土方さんに何されてる?





そんなことを考えているうちに、彼の唇はゆっくりと離れていく。




離れた瞬間、全てを理解する。




私は今、土方さんにキスされた……、





「ひま──っ!?」





彼がもう一度名前を呼ぶ前に、私は彼の頬に平手打ちを食らわせる。




パァンと良い音がした。






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