【完】恋愛モノポリスト
いつしか彼女は俺の事を避けるようになって。

嫌われるようなことしちゃったのかな?

そう記憶を辿るも、思い当たる節が全く無い。

「えっと…。何やらかしたの?俺?」

そう呟いて、途方に暮れた。
キミへの想いは多過ぎて…。
何処から手を付けたらいいのかが分からない。

「なーな」

「気安く呼ぶなっ」

ぷぅっと膨れるその頬が、俺への愛を詰め込んだものだったら、どんなにいいかと思う。

本当に、お世辞抜きで、彼女は可愛くて魅力的なんです。
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