【完】恋愛モノポリスト

あぁ。
りょーたに逢いたいな…。

そう、素直に思った。
告白の結果もそうだけれど、今は純粋にりょーたと話がしたかった。


クリスマスの喧騒になんて浸れないから、あそこの公園にでも寄って行こうかな…。


そう思って、学校から然程距離のない大きな公園へと足を向けたのが間違いだった。
まさか、あんな場面に出くわすとは思いもしなかったから。
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