副社長はウブな秘書を可愛がりたくてたまらない
するとふと甘い香りが鼻腔を擽(くすぐ)り、足を止めた。
気になって香りを辿ると、備え付けられていたローズウッドのテーブルの上には、アロマキャンドルが一つ置かれていた。
思わず手に取ってみる。キャンドルの中にはドライフラワーがいくつも入っていて、やはり甘く、芳醇な香りがした。
この香り、蜂蜜……かな。なんでだろう。不思議だけど、落ち着く香り。
座り込み、テーブルの上に置いたそれをじっと見つめた。
彼が私のために買ってくれたのだろうか? こんなに可愛いキャンドルを?
頬がじわじわと熱くなるのを感じて、私はいたたまれなくなりテーブルに突っ伏す。
甘くない再会は甘い言葉と香りに包まれて、私の頭をひどく混乱させた。
気になって香りを辿ると、備え付けられていたローズウッドのテーブルの上には、アロマキャンドルが一つ置かれていた。
思わず手に取ってみる。キャンドルの中にはドライフラワーがいくつも入っていて、やはり甘く、芳醇な香りがした。
この香り、蜂蜜……かな。なんでだろう。不思議だけど、落ち着く香り。
座り込み、テーブルの上に置いたそれをじっと見つめた。
彼が私のために買ってくれたのだろうか? こんなに可愛いキャンドルを?
頬がじわじわと熱くなるのを感じて、私はいたたまれなくなりテーブルに突っ伏す。
甘くない再会は甘い言葉と香りに包まれて、私の頭をひどく混乱させた。