病院は苦手なんです!


「お待たせ夏樹!」

長い髪を一つにまとめオダンゴにして
ピンク色のロングスカートをはいていた。
大人っぽい…。


「かわいい…はぁ!」
声に出していた事に気づいて口を手で抑える。


「夏樹もカッコイイよフフ…」
頬が熱いのが分かった。


「あの〜ここでイチャイチャするの辞めてくれません?
別に構いませんけど…」
すっかり二人の世界に入ってしまっていた。


「ご、ごめんね。しーちゃん」


「ごめん、雫!!」


「良いですよ~」

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