病院は苦手なんです!
「ひなフフ…着いたよ!」
ひなの事を見てたら笑えてしまう。

「もう〜////」

「行くよひなw」
車から出て買った荷物を持ってマンションの中に入る。

「ひな〜早く!」
マンションの入口前で固まっていた。

「ひな〜」
もう一度呼ぶと少し急ぎ足で俺の元に来た。

「ねぇ、ここ本当に夏樹が住んでいる家?」

「そうだけど?」

「お医者さんしてる人って金持ちなの?」

「え?うーん…」
エレベーターに乗り10階を押す。

「そうなのかもしれないね…ここ病院から近くって、ここのマンション結構な病院関係者が住んでいるよ。
あれ、ひなが良く行く病院だよ」
エレベーターの中は透明な窓ガラスになっていて外が見渡せる。

「じゃ、ここお医者さんが沢山いるの?」

「まぁ、いるね」
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