病院は苦手なんです!
~ 現在 ~
「はぁ…」
いつ告ろう……。
あの時から…頭の中はひなの事ばかりだ……。
「夏樹…ひなちゃんの事でも考えてたのか?」
横に座っている竜也が話掛けてきた。
「うん…」
竜也は、俺がひなの事が好きな事をしている。
「いつ告白しよう…とか?」
え!?
「なんでそれを?」
「やっぱりw」
どうしてわかったの?
「今日でも言えば?…どうせ返事は決まってるしね…」
「え?最後の方聞き取れなかったんだけどもう1回」
最後の方、声が小さくって聞こえなかった。
「巡回があるからそれじゃ…」
「あ、逃げた……」
今日ってそんな急に……。
できたら俺も苦労してねぇよ〜。