病院は苦手なんです!



「謝って欲しいんじゃなくって、どうして俺に相談してくれなかった?」


この時、きつく言ってしまい「やってしまった」と心の中で思った


ひなの目には涙が溜まっていた


ノックが鳴りドアが開いた


「山本先生少しいいですか?先ほどの内田さんが...」
入って来たのは看護師さん少し焦った様子だった


俺は看護師さんに何があった聞こうとしたその時、閉まりかけのドアの隙間をとおってひなが走って診察室を出て行ってしまった


「あ、ひなー!」
逃げられてしまった……


< 210 / 300 >

この作品をシェア

pagetop