病院は苦手なんです!


「あの~すみません」
桔平君が保健室のドアを開ける

「麗奈さん、いないようですね」

「そうみたいだな。ひな、このベットで横になって」

「うん……」
葵に言われた通り入口近くのベットに寝た

「雫、麗奈さんって誰?」

「葵さんのお姉さんだよ」

「ふ~ん」

「ひな、寒気とかある?」

「少し……」

「熱上がりそうだな」
棚から数枚の毛布を取り出す

「雫、冷蔵庫の中に冷えペタがないかみてくれないか?」

「あ、はい!」
葵の指示を聞いて冷蔵庫の中を確認するのが見えた

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