病院は苦手なんです!




疲れた~

まぁ、仕事だからしょうがないだけど……

昨日の急変した患者が立て続けに起き、家に帰ったのは朝の4時頃

お風呂入って1時間弱の睡眠をとり出勤

今は休憩室でコーヒーを1杯飲んでいる所なんだけど……

「よっ夏樹」

「竜也か……」
何故か、ニヤニヤした竜也が声を掛けてきた

「昨日は悪かったな」

「別に、出張だったんだからしょうがないだろ?」

「まぁ、そうなんだけどさ。う?なんか悩んでるのか?」

「昨日、ひなからメールきたんだけど微熱が出たって」

「それ、大丈夫なのかよ」
目の前の席に座って言う

「本人が大丈夫だって言っててよ」

「そっか、、、」

「あ、そういや。なんか用事だったのか?」

「昨日のお礼と言ったらなんだけどさ、夏樹にご褒美をと思って、、、」

うん?

「ちょっとおつかい行ってきてくんね?」

え?

「え、なんで??」

どこが、ご褒美だよ……

ただの雑用じゃん!

「あっれれ~。そんな事言っちゃっていいのか?」

「な、何なんだよ……」

ニヤニヤ顔の竜也が不気味で怖い

いったい、何考えてるのやら
< 278 / 300 >

この作品をシェア

pagetop