病院は苦手なんです!
☆
疲れた~
まぁ、仕事だからしょうがないだけど……
昨日の急変した患者が立て続けに起き、家に帰ったのは朝の4時頃
お風呂入って1時間弱の睡眠をとり出勤
今は休憩室でコーヒーを1杯飲んでいる所なんだけど……
「よっ夏樹」
「竜也か……」
何故か、ニヤニヤした竜也が声を掛けてきた
「昨日は悪かったな」
「別に、出張だったんだからしょうがないだろ?」
「まぁ、そうなんだけどさ。う?なんか悩んでるのか?」
「昨日、ひなからメールきたんだけど微熱が出たって」
「それ、大丈夫なのかよ」
目の前の席に座って言う
「本人が大丈夫だって言っててよ」
「そっか、、、」
「あ、そういや。なんか用事だったのか?」
「昨日のお礼と言ったらなんだけどさ、夏樹にご褒美をと思って、、、」
うん?
「ちょっとおつかい行ってきてくんね?」
え?
「え、なんで??」
どこが、ご褒美だよ……
ただの雑用じゃん!
「あっれれ~。そんな事言っちゃっていいのか?」
「な、何なんだよ……」
ニヤニヤ顔の竜也が不気味で怖い
いったい、何考えてるのやら