病院は苦手なんです!


「お、お待たせしました/////」

久しぶりに会える夏樹にとてもドキドキした

いつもは私服や制服
入院してる時は、病衣やパジャマ

でも、今日はナース服(仮装服)を着ている

「フレンチトーストとコーヒーになります」
心臓の鼓動が早くなる

「ありがとう……ってひな!?」
私だと気づいたら、わかりやすく驚いた

「来てくれたんだね夏樹」

「来たって言うか、竜也から頼まれごとをされたついで……体調は大丈夫なのか?」

「うん。朝、熱を計ったけど下がってたから大丈夫だよ」

「そっか」
ナイフとフォークを使い丁寧にフレンチトーストを食べる

「この後、時間とれるか。一応、診察しておきたい」

私の格好は無視で、やっぱり私の身体の事にしか興味がないのかな?

「多分取れると思うよ、委員長に聞いてみるよ」

「うん。後……」

ん?

「似合ってるよ……ナース服/////」

「あ、ありがとう/////」

照れて夏樹の顔を見れなかったけど、きっと夏樹も……


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