病院は苦手なんです!


「美夏ちゃんに葵、どうしたの?」


「用事があるのはコッチ」と葵が言って
後ろに隠れてた私を前に差し出す。


「ひなちゃん!?
どうしたの?また、体調悪い?」


立ち上がり私の元にやってくる。


「・・・・・・」
黙っていると美夏が
4時間目の出来事を話してくれた。


「久々の学校に疲れちゃったのかな?
こっちにおいで~ベッドに横になろっか?」


三つ置かれたベッドの内一つに
トントンとベッドを叩いて呼ばれた。

< 76 / 300 >

この作品をシェア

pagetop