病院は苦手なんです!
「美夏ちゃんに葵、どうしたの?」
「用事があるのはコッチ」と葵が言って
後ろに隠れてた私を前に差し出す。
「ひなちゃん!?
どうしたの?また、体調悪い?」
立ち上がり私の元にやってくる。
「・・・・・・」
黙っていると美夏が
4時間目の出来事を話してくれた。
「久々の学校に疲れちゃったのかな?
こっちにおいで~ベッドに横になろっか?」
三つ置かれたベッドの内一つに
トントンとベッドを叩いて呼ばれた。