病院は苦手なんです!
「だから、結婚前提で付き合う事になったからよろしくね雫!」
「本当にですか?」
「本当だよ~」
机に向かってパソコンをしている。
「グスン…グスン」
すする音が聞こてそっちを向くと雫が泣いていた。
「え!?ちょ…なんで泣いてるの」
あたふたする俺を見て雫が
「あっグスンすみません…嬉し泣きですグスン」
すぐ泣き止むんでと言って涙をふく。
「なんで嬉し泣き?」
「夏樹さんなら、ひーちゃんの事大事にしてくれると思ったから…」
改まった顔で雫が俺を見る。
「ひーちゃんを幸せにして下さいよ…よろしくお願いします!」
と頭を下げられた。