私の軌跡〜キミと夢見た永遠〜
第2章

仲直り

まー君どこ言ったんだろ



ちょっと言いすぎたかもしれない



でも、言いすぎたかもしれないけど…私はまー君に中学の時のような思いはして欲しくないの




あの時は本当に見ていられないぐらい可哀想だった。



一時期なにもかもに自暴自棄になって出逢った頃のようになって…



そんな思いはして欲しくない。



また、あの頃みたいになって欲しくない



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(回想)


あれは私が中1、まー君が中2の時だったかな


その頃からまー君は兄様に連れられてよく家に来ていた



諒「笑梨ー帰ったぞー」


笑梨「兄様?おかえりなさい

そちらの方はいらっしゃいませでいいのですか?」



理希「…」


女嫌い、とか笑?


涼介「笑梨ちゃんお久ー」



あ、涼介先輩…



笑梨「お久しぶりです」



こんなところで話すのも…と思い家に上がってもらった



リビングに行くとそこにはさっきまでしていた作業が残っていて…



笑梨「ごめんなさい、さっきまで少し作業をしていたので散らかってて…すぐに片付けますね」


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