幸せになれるの?
「貴紀と伽耶がすごく仲良く眠っていたから…私、自分で思っているよりずっと貴紀を好きだったんだって今頃気づいたんだ。
だから、あの時友達の伽耶の事さえ信じられなくなるくらい醜い嫉妬をしたんだって。」
「じゃあ、光子もタッカを大好きってこと?」
「うん。」
「あ~、良かった!
タッカが光子を大切にしてるのは分かってたけど、光子はタッカを好きなのか微妙?って思ってたんだ。
でも、ちゃんと愛し合ってるんだ。」
愛し合ってる…なんて素敵な表現なのだろう。
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