幸せになれるの?
「あはははっ ちょっと光子、本当に気づいてない? 陽輔の彼女って、私。」
「え? は~!? いつも間に!?」
「仕事で会って、すぐに一緒にご飯食べに行って。 で、次に会った時には付き合うことになったの。
光子は、タッカと別れたばっかりだし言いづらかったんだけど、陽輔が一樹と連絡取ってるって聞いて、これは光子の初恋を成就させるチャンス?って思って、今日の飲み会を開いたんだ。」
「付き合うまでの期間短いんじゃない? 美菜にしては珍しいね。」
「そうだね~、こんなこと今までには無いね。 でも、中学の時と何も変わって無い中身が嬉しかったし、かっこ良くなってたし?」
「自慢?」
「いや…自慢なんてしてないでしょ?」
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