さつじんきと同居
「ジュース奢ってくれたら許してあげなくもない」
「ひでぇ。まぁ、コーラぐらいならいいかな」
ふふっと笑いながら二人で並んで歩く。
何だか、すっごく楽しい。

やがて学校の門へ。
私達と同じくらいに登校してきた生徒達がビックリしている。
まぁ、そりゃそうだな。
学校の王子的存在と、いじめられっ子が一緒に登校してんだもん。見ている人は不思議でたまらないだろうな。
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