さつじんきと同居
なんて単純な女の子だろう…!
まぁ、そこが良いんだけど。

「あのなぁそら?周りの視線が痛いっちゃけど…」
「ま、まぁ、あの王子と一緒に登校したからだろうね。こんな平凡女子となんで!?みたいな?」
「都会って怖いな」
「まぁな」

結彩の方言が移ってしまった。
まぁ、いつもの事だから気にはしてないけど。
「ほらほらみんな!そらを見るのやめな?そらとみおは付き合ってはないってよ?だいたいさぁ?こんな平凡女子とキラキラの王子様と付き合えると思ってる?…思ってないやろ?」
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