さつじんきと同居

〇●〇●

目を開けると、そこは白い天井。
横にはカーテン。ここは保健室。

「せ、先生…」

呼びかけるけど返事がない。先生が来るまで、少しだけベットに横になっておこう。
先生が来るあいだまで、さっきまで何があったか、記憶を掘り返すことにした。

悠、マイ、縄の跡、四肢切断…

思い出すと私は布団にくるまった。
私のせいで…マイが?
震えと涙が止まらない。

「…ら…そら…そら?」
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