さつじんきと同居
「う、うぅ…」
「そら、よく聞け。あの縄の跡は、けんたろうがしたんじゃないんだ」

…え?
だって悠は、私がみおくんの家に入ったところをマイが見てて…それで…

「じゃ、じゃあ、誰の仕業…」
「そら」

みおくんの顔が近い。
私は顔を、恐らく真っ赤にしてみおくんから目をそらす。
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