どうして君を好きになったんだろう
「・・・・・・・あの、もし、・・・・・もし私がその人といたらどうなるんですか?」
私は小さな声で聞いた。
「そりゃあ、問題になるだろ。進学校に通ってる成績トップの人と不良校に通う奴がいたら周りから色々言われる。噂は怖いからな。ありもしないことまで言われる可能性だってあるんだ。・・・・・・下手したら進学にも関わってくるかもしれないな。推薦狙ってる人とかには。」
「えっ、入試にも関わるんですか?」
「変な噂がしてる奴を大学側は選ばないだろ。・・・・・それで、お前は会ったのか?」
待ってよ。
璻とは昨日会ったけど、部屋から出てない。
ってことは、それ以前?
それとも・・・・・
亜柚、ちゃん?
「怜香?大丈夫か?」
「あっ、はい。ちょっと驚いてしまって。その、・・・・・・不良校の人に会ったのは本当です。でも・・・・・・・私が落とした生徒手帳を拾ってくれただけです。お礼を言ってるのを誰かが見たんだと思います。」
「そうか。」
私は小さな声で聞いた。
「そりゃあ、問題になるだろ。進学校に通ってる成績トップの人と不良校に通う奴がいたら周りから色々言われる。噂は怖いからな。ありもしないことまで言われる可能性だってあるんだ。・・・・・・下手したら進学にも関わってくるかもしれないな。推薦狙ってる人とかには。」
「えっ、入試にも関わるんですか?」
「変な噂がしてる奴を大学側は選ばないだろ。・・・・・それで、お前は会ったのか?」
待ってよ。
璻とは昨日会ったけど、部屋から出てない。
ってことは、それ以前?
それとも・・・・・
亜柚、ちゃん?
「怜香?大丈夫か?」
「あっ、はい。ちょっと驚いてしまって。その、・・・・・・不良校の人に会ったのは本当です。でも・・・・・・・私が落とした生徒手帳を拾ってくれただけです。お礼を言ってるのを誰かが見たんだと思います。」
「そうか。」