どうして君を好きになったんだろう
どうせみんな自分の利益のためなら人なんて簡単に裏切るんだ。
暗い気持ちになるのを振り切るように俺は頬を手で叩いた。
「つーかさ、俺ささっきの女の子に本取ってやったのに、最後やめてくださいって怒られたんだぜ。酷くね?」
「それは進学校のいい子ちゃんだし、見た目だろ?仕方ねぇーよ。」
「まーなー。でも、名前聞いちゃったんだよねー。また会えるかな?」
「えっ!?名前聞いたの?お前本当にそういうのは早いよなー。」
そう言って笑う遼。
「また会えっかなー。なんてな。」
「期待しないで待ってなよ。璻君。」
「お前こないだ振られたからって八つ当たりすんなよ。」
「なっ!?いつもお前ばっかりモテてんじゃん!?たまに腹立つわ!!」
遼がギャーギャー騒ぎ出した。
「はいはい。あっ、今日泊まっていい?」
「はいはいじゃねーよ!!まぁ、いいけどさ。」
暗い気持ちになるのを振り切るように俺は頬を手で叩いた。
「つーかさ、俺ささっきの女の子に本取ってやったのに、最後やめてくださいって怒られたんだぜ。酷くね?」
「それは進学校のいい子ちゃんだし、見た目だろ?仕方ねぇーよ。」
「まーなー。でも、名前聞いちゃったんだよねー。また会えるかな?」
「えっ!?名前聞いたの?お前本当にそういうのは早いよなー。」
そう言って笑う遼。
「また会えっかなー。なんてな。」
「期待しないで待ってなよ。璻君。」
「お前こないだ振られたからって八つ当たりすんなよ。」
「なっ!?いつもお前ばっかりモテてんじゃん!?たまに腹立つわ!!」
遼がギャーギャー騒ぎ出した。
「はいはい。あっ、今日泊まっていい?」
「はいはいじゃねーよ!!まぁ、いいけどさ。」