どうして君を好きになったんだろう
私が1番最初に書く小説のテーマは家族にしようかな。


それをお母さんとお父さんに読んでもらいたい。


心の中でそう思っていると家に着いた。


「「「ただいまー!」」」


あぁ、嬉しい。


私は本当に幸せだな。





そして、遂に合格発表の日。


私は朝からドキドキで落ち着かないでいた。


お母さんにも落ち着きなさいって言われたけど、落ち着いてないのはお母さんもじゃん。


ソファに座っているとスマホが鳴った。


「はい、もしもし。」


「怜香ーーーーー!!緊張してきて落ち着かないよーーー!!」


電話の向こうで叫んでいる瑚春。


「私もだよ!緊張してきた。」


「私もね、1人で見に行こうと思ったんだけど、緊張しすぎて駄目って言ったら遼がついてきてくれるって。良かったーーー!!」


遼君可哀想。


「怜香も璻君から何か連絡ないの?今日。」


「ないよ。前に言ってたからね。それに今日の夜、会う予定だし。」


「えっ!?そうなの!?聞いてないよー!」


「教えてないもん。」
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