どうして君を好きになったんだろう
「じゃあ、合格発表もドキドキだけど、今日の夜もドキドキだね!!怜香今日はドキドキしっぱなしー!!」


瑚春にそう言われて本当にますます緊張してくる。


「もう///// それ以上言わないでよ!!」


「はいはーい。あっ、私そろそろ向かわなきゃ。じゃあ、お互いいい結果を待ってるよ!!分かったら教えてね!」


「分かった。じゃあまたね。」


電話を切って息を吐く。


「怜香ー?時間になるわよー?」


「はーい!」


私は必要なものをバッグに入れて玄関に向かう。


「じゃあ、いってきます。」


「うん。行ってらっしゃい。」


お母さんに微笑むと私はドアを開けた。


駅に向かう途中にも、同じように結果発表に向かう高校生らしき人がたくさんいた。


みんな私と同じように緊張してるのかな?


そりゃそうだよね。


私は電話に乗るとスマホを開いて璻にメッセージを送る。


[今から結果見に行ってくるね。]
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