どうして君を好きになったんだろう
「璻、璻・・・・・・・・・・・」


「うん。・・・・・・どうだった?」


「・・・・・・・った。・・・・・・・受かったよ!!合格したよ!!」


「マジで!!・・・・・・おめでとう、怜香。」


「うん。・・・・・・ありがとう。1番に璻に伝えたかった。」


「じゃあまだ誰も知らないの?」


「うん。」


私がそう言うと璻が嬉しそうに言った。


「じゃあ早くお母さんに伝えてやれ。1番心配してんだろ?」


「うん。そうする。・・・・・じゃあまた、夜ね。」


「あぁ。おめでとう、怜香。また夜な。」


電話を切るとすぐにお母さんに電話した。


「もしもし?怜香!!・・・・・・どうだった?」


「お母さん・・・・・・・受かったよ。」


私がそう言うと電話の向こうでお母さんが泣いてるのが聞こえた。


「良かった・・・・・・良かったね、怜香。おめでとう。」


「うん。・・・・ありがとう。」

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