どうして君を好きになったんだろう
「・・・・・・・俺、消防士になりたい。っていうより、試験に受かったんだ。」
えっ?
消防士?
受かった?
いきなり言われた言葉に驚いた。
「消防士になりたいって思ったのは、去年の秋頃。ちょうど怜香が風邪ひいたころかな。怜香がきっかけなんだ。・・・・・両親を火事で亡くして何回も後悔した。あん時早く帰っていればって。・・・・・でも今更そんなこと言っても遅い。でも、俺と同じような思いをして欲しくないって思うようになった。親は救えないけど、これから救える命はあると思う。」
前を見て言う璻がかっこよく見えた。
「だから、消防士になろうと思って。それからマジで今までで1番勉強したってくらい頑張った。・・・だからなかなか連絡できなかったんだ。ごめんな?」
「ううん。・・・・・・・私こそごめん。」
「ううん。違う。怜香のせいじゃない。俺が消防士になろうって思えたのは怜香のおかげなんだよ。・・・・・怜香が両親の話聞いてくれて、色々言ってくれたおかげ。怜香が俺を次々に変えてくれた。怜香の言葉は俺にとって魔法みたいなんだよ。って恥ずかしいな。・・・・・・それで、消防士になれる専門学校を受験した。それで受かったんだ。」
えっ?
消防士?
受かった?
いきなり言われた言葉に驚いた。
「消防士になりたいって思ったのは、去年の秋頃。ちょうど怜香が風邪ひいたころかな。怜香がきっかけなんだ。・・・・・両親を火事で亡くして何回も後悔した。あん時早く帰っていればって。・・・・・でも今更そんなこと言っても遅い。でも、俺と同じような思いをして欲しくないって思うようになった。親は救えないけど、これから救える命はあると思う。」
前を見て言う璻がかっこよく見えた。
「だから、消防士になろうと思って。それからマジで今までで1番勉強したってくらい頑張った。・・・だからなかなか連絡できなかったんだ。ごめんな?」
「ううん。・・・・・・・私こそごめん。」
「ううん。違う。怜香のせいじゃない。俺が消防士になろうって思えたのは怜香のおかげなんだよ。・・・・・怜香が両親の話聞いてくれて、色々言ってくれたおかげ。怜香が俺を次々に変えてくれた。怜香の言葉は俺にとって魔法みたいなんだよ。って恥ずかしいな。・・・・・・それで、消防士になれる専門学校を受験した。それで受かったんだ。」