どうして君を好きになったんだろう
ニコニコしながら嬉しそうに話す瑚春。


幸せそうで良かった。


「花嫁修業かは知らないけど、良かったね。気に入ってもらえて。遼君と仲良くね?」


「もちろん!!私ね、前よりもずっとずっと好きなんだ。・・・・・前は一緒にいて嬉しい!って感じだったけど、最近はなんていうか、一緒にいると大切にしたいなって思うの。一緒にいる時間も、遼自身も。キモイかな?」


「・・・ううん。いいと思うよ。遼君は瑚春にそう思ってもらえて幸せだね。」


「っ、///// なんか照れるっ!!・・・・・でもありがとう。遼もそう思ってくれてると嬉しい。」


「思ってるよ。・・・・遼君、璻や私といる時とは違う顔を瑚春に見せてるから。大丈夫だよ。」


「・・・・・・そっか。じゃあ、ずっとラブラブでいないとね!!」


瑚春の笑顔につられて私も笑った。


2人がちょっとだけ羨ましい。


するとテーブルの上のスマホが鳴った。


開いてみると、彩芽からのメッセージ。


[お兄に引っ越すって聞いたよ!!突然でびっくりした!!もう、教えてくれればいいのにー。ってことで今から話そ!!場所はお兄のマンションの前の公園ね!!]


「誰から?」


「彩芽から。今から会って話そって。」


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