どうして君を好きになったんだろう
「そっか。なら、行ってきたら?私が怜香の家に荷物持っていくから。」


「ごめん。ありがとう。」


「その代わり、ちゃんと解決してこい!!」


「分かった。じゃあまたね!」


「うん。・・・・またね。怜香。」


「また会えるよ。そんな悲しい顔しないでよ。」


「だって、怜香が行く日、私も引っ越すんだもん。しかも電車違うしーーー。今日で会うの最後かもーー。」


そう言って泣き出してしまった瑚春。


「もうーーー!!泣かないでよーーー!!一生会えないわけじゃないでしょ?私のアパートから瑚春の、アパーとまで1時間くらいじゃん。隣の県だけど。」


「だからじゃーん!・・・・・絶対また会う?遊んでくれる?」


「当たり前だから。心配しなくてもいいよ。」


「毎日電話していい?」


「毎日は無理。でも、寂しくなったら遊びに来ていいよ。・・・・・・電話は3日に1回ね。」


「・・・・怜香も遊びに来てね。」


「うん。・・・・行くよ。・・・・・・瑚春。大好きだよ。たった1人の親友だよ。」


私は瑚春につられて泣いてしまった。


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