どうして君を好きになったんだろう
私と彩芽はベンチに並んで座った。
「あの、そういえば今日って璻は?」
「お兄?今日は買い物行くって遼君と行ったけど。」
「・・・・・・・・そっか。」
「・・・・・・お兄と喧嘩でもした?」
「・・・・・・・うん。でも、私が悪いの。璻が言いたくないことを責めたりしたから。誰だって言いたくないことの1つくらいあるのに。」
ハハッと苦笑いをした。
「お兄はさ・・・・・・・・苦手なんだよ。誰かに迷惑になること。いつも相手のことを考える。」
「・・・迷惑?」
「うん。・・・・・・・・きっと、怜香が聞きたかったことに答えられなかったのは実は怜香のためだったりするってこと。」
私の、ため。
「お兄のことだから何を思ってそうしてるのかは分からないけど。・・・・・理由もなく怜香を悲しませることはしないよ。」
「・・・・・もしかして、彩芽知ってたの?私が璻に怒鳴ったこと。」
「えっ!?そうなの!?それは知らなかったけど、お兄元気無かったから。」
璻のこと、悲しませたんだ。
そうだよね・・・・・・。
「あの、そういえば今日って璻は?」
「お兄?今日は買い物行くって遼君と行ったけど。」
「・・・・・・・・そっか。」
「・・・・・・お兄と喧嘩でもした?」
「・・・・・・・うん。でも、私が悪いの。璻が言いたくないことを責めたりしたから。誰だって言いたくないことの1つくらいあるのに。」
ハハッと苦笑いをした。
「お兄はさ・・・・・・・・苦手なんだよ。誰かに迷惑になること。いつも相手のことを考える。」
「・・・迷惑?」
「うん。・・・・・・・・きっと、怜香が聞きたかったことに答えられなかったのは実は怜香のためだったりするってこと。」
私の、ため。
「お兄のことだから何を思ってそうしてるのかは分からないけど。・・・・・理由もなく怜香を悲しませることはしないよ。」
「・・・・・もしかして、彩芽知ってたの?私が璻に怒鳴ったこと。」
「えっ!?そうなの!?それは知らなかったけど、お兄元気無かったから。」
璻のこと、悲しませたんだ。
そうだよね・・・・・・。