どうして君を好きになったんだろう
私は写真をなぞって微笑んだ。


「たくさん、思い出出来たな。毎日、楽しかった。残りの1年は。」


私は写真立てを空いてるダンボールに入れてリビングに降りる。


「えっ!?どうしたの!?このご馳走。」


「怜香に試食してもらおうと思って!仕送りしようと思ってね、でも何がいいかわかんないから色々作って味見してもらおうと思ったの。」


試食っていってもかなりの量があるけど。


「これ、全部食べるの?」


「少しずつ全種類?まぁ、引越しまでに6日あるから。毎日食べれば大丈夫よ!!」


「・・・・そ、うだね。」


でも率直に嬉しい。


引っ越したらお母さんの料理食べられないと思ったから。


私は椅子に座って、お母さんの料理を食べていく。


どれも美味しい。


私もお母さんみたいに作れるようにならなきゃ。


その後、お父さんも帰ってきてみんなで仲良く食べた。


家族団らんできて良かったな。



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