どうして君を好きになったんだろう
俺がそう言うと怜香が顔を赤くして、嬉しそうに頷いた。
「うん。私も後で送るね。」
電車が動き出した。
ゆっくり加速して、街がどんどん遠くなる。
怜香が微笑みながら窓の外を見ていた。
「嬉しいの?」
「・・・・・・・うん。だって、新しいスタートを切れるんだよ。・・・・・・自分の手で。」
やっぱり怜香はどこか変わってる。
いや、俺が変なのか?
「普通は悲しいとか、寂しいとか思うんじゃないの?」
「・・・・・まぁ、少しは寂しいかな。でも、また帰ってくるんだから。それに、みんなにもちゃんと挨拶したからね。大丈夫。」
「・・・・・・そっか。俺も頑張んなきゃな。」
「うん。・・・・・消防士だもんね。人の命を助けるって凄いよね。」
「あぁ。・・・・・・・不安の方が多いけど、やってみないと分かんないしな。」
「きっと・・・・・・・璻のお母さんもお父さんも喜んでるよ。」
「・・・・・・・そうだといいな。」
「うん。私も後で送るね。」
電車が動き出した。
ゆっくり加速して、街がどんどん遠くなる。
怜香が微笑みながら窓の外を見ていた。
「嬉しいの?」
「・・・・・・・うん。だって、新しいスタートを切れるんだよ。・・・・・・自分の手で。」
やっぱり怜香はどこか変わってる。
いや、俺が変なのか?
「普通は悲しいとか、寂しいとか思うんじゃないの?」
「・・・・・まぁ、少しは寂しいかな。でも、また帰ってくるんだから。それに、みんなにもちゃんと挨拶したからね。大丈夫。」
「・・・・・・そっか。俺も頑張んなきゃな。」
「うん。・・・・・消防士だもんね。人の命を助けるって凄いよね。」
「あぁ。・・・・・・・不安の方が多いけど、やってみないと分かんないしな。」
「きっと・・・・・・・璻のお母さんもお父さんも喜んでるよ。」
「・・・・・・・そうだといいな。」