どうして君を好きになったんだろう
「えっ!?いいの?」


「あぁ。スーパー行こうと思ってたところだし。」


「そっか。じゃあ行こっ!」


私は璻に手を差し出した。


璻は私の手をぎゅっと握って、歩き出した。


「怜香。・・・・・好きだよ。」


「私もだよ。璻が好き。」


私達は手を繋いで歩き出した。


出会いは最悪で、2度目に会ったときは助けてくれた。


真面目な進学校に通う私と、不良校に通う璻。


正反対の私たちが出会うことが運命みたいな事なのに。


本気で恋するなんて。


周りの目や噂に流されそうになったり、押しつぶされそうになったり。


でも、それ以上に好きで。


何度離れても、すれ違っても好き。


璻。


私を変えてくれてありがとう。


私もね、璻の隣にずっといるからね。


大好きだよ。


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