どうして君を好きになったんだろう
俺はスマホを充電器にさして布団に入った。





次の日ーーーーー・・・・・


「おはよーーーーう!璻!!」


「おはよう。遼。」


「お前昨日の帰りなんかあっただろ!?」


「はぁー?別になんもねぇよ。」


「とぼけんなって!!この学校の奴に絡まれてた女の子助けたって話聞いたぞ。しかも、隣の進学校の。」


そう言って俺の席の前に座る、遼。


「あぁー。怜香な。」


俺がそう言うと遼が驚いた顔して立ち上がった。


相変わらずオーバーリアクションだな。


「名前知ってんの!?つーか、知り合い?彼女!?いや、そんなわけないな。じゃあなに!?どうやって知り合うの!?」


「うるせーよ!!彼女じゃねぇし、友達って言っていいのかもよく分かんない。怜香とはこないだ本屋で会ったって言ったやつだよ。こないだの。」


「あぁー!彩芽(あやめ)ちゃんのプレゼント買いに行った時か。つーか、喜んでくれた?」


「おぉ。今度は遼も病室に遊びに来ていいってよ。」


「マジ!?いくいく!!っていうか、怜香ちゃんだっけ?」
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