どうして君を好きになったんだろう

気持ちいいーー!!


お湯に浸かってなんかすっきりした。


お風呂から出ると着替えが用意してあった。


これって・・・・・・璻の?


用意してあったティシャツとスウェットのハーフパンツは大きすぎる。


仕方ない、着るしかないか。


私は着替えてリビングに行く。


「お風呂ありがとう。すっきりした。」


「おぉ。よかっ・・・・///// やっぱりデカかったか。」


ちょっと顔を赤くして璻が言う。


「まぁ、ね。でも別に大丈夫だよー。」


私がタオルで髪を拭いていると璻が隣に来た。


「え?なに?」


「髪。濡れたままじゃん。夏でも風邪ひくんだからな。ちゃんと乾かせ。」


そう言うと片手に持っていたドライヤーで私の髪を乾かしていく。


「・・・・・ありがとう。誰かに髪乾かしてもらったの初めて。・・・・・上手だね。」


「マジで?・・・・・たまに彩芽の髪結んだり、乾かしたりしてるからな。」


璻の手が優しく私の髪の間に入っていく。


でも本当はちょっと恥ずかしい・・・・


だんだん気持ち良くなってきたけど。
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