struck symphony
「びっくりしたぁ!
まだ ツアー中じゃっ、、」

恵倫子の言葉を聞くのも束の間、
陽音は、玄関に入った途端、
恵倫子を 強く抱きしめた。


強く 強く…
無我夢中に… 恵倫子を 抱きしめる…


「陽音さんっ…、、」


恵倫子は、少しだけ苦しさを感じたが、
それよりも、
こんな陽音は 初めてで…


恵倫子は、
陽音から伝わってくる強い想いに 心を委ねた。ーー
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