struck symphony
「天気良くて、良かったな」
「そうね」
陽音と恵倫子は、雲ひとつない青空を 見上げる。
そんなふたりに 祝福の フラワーシャワー。
フラワーガールをする響を見て、
「かわいいー!」と、
一段と声を上げる、ミアと桐ヶ谷。
「おめでとうございます」と、にこやかに声をかけるミアに、
「ありがとうございます」と、微笑んで会釈をする、恵倫子。
「もうパパっすねぇ~」と 声をかける桐ヶ谷に、
「おうっ」と、応える陽音。
感動の渦の… 感動のセレモニー…
女性たちが待ち構えるなか、
恵倫子が、ブーケ・トス。
さぁ~ その行方は?
キャッチしようと手を伸ばす女性たち、
目で追う人々、
恵倫子も 目で追うなか、
ブーケの行った方向に、
隣り合う、来夏と ミア が。
“あっ、 どっち?!”
恵倫子が思った途端、キャッチしたのは、
来夏 と ミア だった。
ひとつのブーケを一緒に掴み、
そして、今…
譲り合っている。
周りから、笑いが起こる。
そして、 ーー
「そうね」
陽音と恵倫子は、雲ひとつない青空を 見上げる。
そんなふたりに 祝福の フラワーシャワー。
フラワーガールをする響を見て、
「かわいいー!」と、
一段と声を上げる、ミアと桐ヶ谷。
「おめでとうございます」と、にこやかに声をかけるミアに、
「ありがとうございます」と、微笑んで会釈をする、恵倫子。
「もうパパっすねぇ~」と 声をかける桐ヶ谷に、
「おうっ」と、応える陽音。
感動の渦の… 感動のセレモニー…
女性たちが待ち構えるなか、
恵倫子が、ブーケ・トス。
さぁ~ その行方は?
キャッチしようと手を伸ばす女性たち、
目で追う人々、
恵倫子も 目で追うなか、
ブーケの行った方向に、
隣り合う、来夏と ミア が。
“あっ、 どっち?!”
恵倫子が思った途端、キャッチしたのは、
来夏 と ミア だった。
ひとつのブーケを一緒に掴み、
そして、今…
譲り合っている。
周りから、笑いが起こる。
そして、 ーー